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双葉郡消防士たちの3.11 孤塁

みんさんこんにちは!

今回は私のおすすめする本をご紹介します!

紹介する本は「孤塁」です。

これは、東日本大震災で原発構内の給水活動や火災対応にあたった福島県双葉消防本部のノンフィクションです。

発災当時に勤めていた消防士のインタビューで構成されています。読んでいくと、リアルな映像が頭に浮かぶぐらい、丹念な取材がされて執筆しています。

本を読む中で、印象的な言葉がありました。

原発での火災で上司から出動を命じられた職員の言葉です。

「業務命令なら行くしかない。そのかわり、家族を一生面倒みてください」

大切な家族と消防士としての使命の中の葛藤を感じました。

東日本大震災を決して忘れてはいけません。

【日隈一雄・情報流通促進賞2020大賞】

【講談社本田靖春ノンフィクション賞】

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