2024年も残り3か月になりました。
朝と夜の気温が下がり、だんだんと冬に近づいてきましたね。
冬といったら必須なのが、暖房器具です。しかし、電気料金の高騰により、暖房器具を使うと電気代がはね上がります。
この記事では、冬の電気代が気になる方に向けて、電気代が安くコスパの良い暖房器具をご紹介します!!
電気代の高騰する理由
電気代がまた値上がりすると聞いて、うんざりする人も多いのではないでしょうか。
なぜ、電気代が高騰するのでしょうか?
電気代というのは、以下の要素で構成されています。
①基本料金
②電力量料金
③燃料費調整額
④再生可能エネルギー発電促進賦課金
電気代の一番の高騰理由は、液化天然ガスや石炭価格の上昇です。
日本は、電源構成の70%以上が液化天然ガスや石油などの天然資源を燃料とする火力発電です。
ウクライナイ情勢の影響で燃料が高騰したため、電気代も高騰していきました。
今後も燃料の高騰が予測されるため、電気代の節約が必須となります。
暖房器具の電気代
まずは、暖房器具ごとの電気代を比較しましょう。
暖房エアコン
部屋全体を温めてくれる暖房器具といえばエアコンですね。
消費電力は100W~2,000Wで、電気代は約2.7~54円(10畳)です。
温め始めは、電力を大きく消費します。しかし、設定温度に達すると消費する電力を抑えられるため、コスパが良いです。
オイルヒーター
オイルヒーターはエアコンより安いため、購入するハードルが低いです。
しかし、エアコンより部屋全体を温めるのに時間がかかります。
消費電力は600W~1,500Wで、電気代は16.2~40.5円(10畳)です。
部屋全体を温めるのに時間がかかるため、小さい部屋にオススメです。
パネルヒーター
パネルヒーターは部屋全体を温めるタイプから、足元だけを温めるタイプがあります。
幅広く選ぶことができるので、自分にあったサイズを選ぶことができます。
消費電力は160W~1,200Wで、電気代は4.3~32.4円です。
あくまでも部分的に暖める暖房器具のため、部屋全体を暖める場合は他の暖房器具と組み合わせる必要があります。
セラミックファンヒーター
種類が豊富で、パネルヒーターは部屋全体を温めるタイプから、足元だけを温めるタイプがあります。
消費電力は500~1,200Wで、電気代は13.5~32.3円です。
値段が高い製品は、加湿機能がついています。暖房と加湿を解決してくれる優れものです。
カーボンヒーター
カーボンヒーターは、スイッチを入れるとすぐに高温になってくれます。
火災の原因になることが多いですが、安全機能が付いている製品が増えてきました。
消費電力は300~900Wで、電気代は8.1~24.3円です。
脱衣所などすぐに暖が欲しい場所に活躍してくれます。
電気カーペット
足元を温めるのは、電気カーペットがおすすめです。
消費電力は200W~740Wで、電気代は5.4~20円です。(1~3畳)
電気カーペットも補助的な暖房器具になります。
電気毛布
一番電気代が安いのが、電気毛布です。
膝掛けや敷毛布、着るタイプがあります。
消費電力は3W~80Wで、電気代は0.81~2.16円です。
電気毛布は、一人ぐらいの人におすすめです。大人数を暖めることができないので、家族などの大人数には不向きかもしれません。
コスパの良いで暖房器具はどれ?
部屋全体を暖めたいのなら、エアコン。
部分的に暖めたいのなら、電気毛布を選ぶとコスパが良いと思います。
意外とエアコンの電気代が低かったのは驚きました。エアコンは古いタイプだど電気代がかかるため、省エネ性能のがあるエアコンに買い替える必要があります。
また、各暖房器具を組み合わせると電気代をさらに抑えることができます。
たとえば、オイルヒーターで部屋を暖めた後にエアコンをつけると、互いの短所を補うことができます。
一人暮らしは、自分自身だけ暖かくしとけば良いので、電気毛布だけで良いと思います。
みなさんが住んでいる部屋や家族構成が暖房器具を選ぶポイントとなります!
おすすめ暖房器具製品
電気代を抑えることができる暖房器具を種類ごとに紹介していきます。
アイリスオーヤマ エアコン IRA-2804R
省エネ運転機能がついており、温度設定と風量を最適化してくれます。
上下左右に自動ルーバーが動いてくれるため、寝室や子ども部屋にも最適な「スタンダードモデル」です。
除湿運転やおやすみタイマーも付いているので、機能が充実しています。
テクノス オイルヒーター TOH-D1101
ON/OFFタイマーや、1℃刻みで温度調節が可能となっています。
省エネモードも搭載しているため、使いやすい機能が充実しています。
オイルヒーター 小型 NJ0505E
電気代を20%カットできるECOモードが搭載しています。
小型サイズで1~3畳用になっているので、冬場の脱衣所やお手洗いなど、小さなスペースに設置するのがおすすめです。
パネルヒーター コンベクターヒーター HXJ60L12
8~10畳用のパネルヒーターです。
約20%の節電が可能なECOモードや、電源ON/OFFまでの時間が選べるタイマーが付いています。
チャイルドロック対応なので、子どもがいる家庭におすすめです。
THREEUP スリムタワー ヒーター CH-T1635
省エネ機能が充実しており、オシャレなデザインとなっています。
狭い空間にも設置しやすいスリムなセラミックファンヒーターです。
省エネ機能は人感センサー、部屋の温度を感知して強弱が切り替わるエコモードが搭載されています。
KOIZUMI(コイズミ) カーボンヒーター
3時間以上使用すると自動通電オフ機能が作動するため、使いすぎによる電気代を抑えてくれます。
安全機能も充実しており、本体が浮いたり、転倒したときに電源が切れます。
パナソニック ホットカーペット DC-3JN
スイッチを入れた瞬間からすばやく足元を暖めてくれます。
使用されている断熱マットは、この暖かさを逃がさず、さらに省エネ性能を高めてくれます。
待機電力がゼロなので、使用していない間に無駄にかかる電気代の心配がありません。
アイリスオーヤマ 電気毛布 EHB-1208-ZR レッド
80×120cmのコンパクトサイズで、シングルベットやキャンプなどの様々なシーンで使えます。
省エネ設計が施されており、スライド式の温度調整機能を備えているため、手軽に快適な温度を設定できます。
まとめ
電気の消費量が少なくて済む「省エネ暖房器具」を選ぶことによって、部屋や身体をあたためながら、電気代や光熱費を節約できます。
省エネ暖房記器具で、快適に寒い冬を乗り越えましょう!!