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【左ききのエレン】天才になれなかった人へ読んでほしい漫画

仕事のモチベーションをあげたい!

同じ職場の人が優秀すぎて落ち込む

おれって凡人なんだな・・・

こんなメンタルの人にオススメの漫画があります!!

それは「左ききのエレン」という漫画です。

ドラマ化している漫画ですが、知らない人も多いのではないでしょうか?

インスタなどで漫画内の名言が流れてくることがあります。

心にささる名言ばかりです。

左ききのエレンとは

「左ききのエレン」はダブル主人公となっています。

主人公・朝倉光一は大手広告代理店に勤める駆け出しのデザイナーです。

漫画で広告代理店が舞台になるのは、めずらしい気がします。

光一は、いつか有名になることを夢見て、がむしゃらに働く毎日を送っており、自分が人生の主人公と思っている人間です。

いわゆる「天才になりたい凡人」です。

もうひとりの主人公であるエレンは、圧倒的な絵の才能をもっています。

作中で書かれますが、あのバンクシーと肩を並べるほどの実力です。

しかし、その才能ゆえに孤独であり、心の平穏を得られませんでした。絵を描くこと以外は何もできません。(ケータイの買い方すらわかりません。)

そんなエレンは「普通になりたい天才」でした。

天才になれない主人公の「朝倉光一」が努力していく姿と天才の「エレン」の苦悩が描かれているストーリーです。

才能がないけど、一生懸命何かになろうとしている光一の姿は、とても共感できます。

左ききのエレンのコンセプト

「左ききのエレン」のキャッチコピーは「天才にななかった全ての人へ」です。

キャッチコピーのとおり、光一のような天才ではない人を群像劇で描いています。

何者かになろうとする光一の姿が印象的で、「天才とは」という問いを描いており、読者をやる気にしてくれる名言がたくさんあります。

どんだけ頑張っても認められない、尊敬する先輩になれない、自分に才能がない

その苦悩を持つ読者へのメッセージが「天才になれなかった全ての人へ」です。

左ききのエレンのここがおもしろい!!

「左ききのエレン」のおもしろいポイントをご紹介します。

リアルに描かれる広告業界

このマンガの舞台は「広告業界」です。

広告業界の華やかな部分や裏の部分がリアルに描かれており、フィクションに感じませんでした。

これって実話なの?

そう思ってしまうほどリアルなんです!

実は原作者のかっぴー先生が大手広告代理店で働いていた経歴があります。

そのため、リアルな広告業界が書けたと思いました。

主人公・光一に共感できる

脚光を浴びたいか?

有名になりたいか?

照らされている星をうらやむな

照らされることをまつな

自分で自分を下げて楽するんじゃねえよ!それが下っ端根性だっていっているんだ!

この名言は上司の顔色を窺い、自分を出せずにいた光一に対して神谷が放ちました。

光一は、自分が天才になれないことに薄々気付き始めました。

相手の自分への期待値をさげるために、自分で自分を下げる「謙遜」に徹します。

つまり、全力を出さない言い訳をしているのです。

私も光一と同じ行動をしていました。

「才能がない」と思われたくないため、上司の顔色を窺い、下っ端の立ち回りをしていました。

下っ端の立ち回りさえしておけば、成功はしませんが失敗はしません。

そんな自分に、神谷の言葉は心に響きました。

この26歳の光一の姿に自分を重ねてしまいました。

大人に刺さる名言や名セリフたち

「左ききのエレン」には、才能や努力に関する数多くの名言が登場します。

登場人物たちが放つ言葉は、読者に強い印象を残し、共感を呼びます。特に心に響く名言や名セリフを紹介します。

トロフィーを飾るな!!過去の仕事を後生大事に残すな!!

明日死ぬつもりでつくる・・・ただそれだけのことがなぜ出来んのや!!?

何か残して死ね

過去の栄光にすがっていた光一に、上司の柳が放った言葉です。

光一のプライドはボロボロです。

人でなしの言葉ですが、核心をついている言葉だと思います。過去の栄光や仕事を思い出して満足しても、成長しません。

柳の仕事に対する本気度が見えます。

これを機に光一は大きく成長します。(光一から闇一になります。)

私は服を着て歩くしかできないからその世界一になるの

モデルとして圧倒的な才能があり、トップレベルの天才であるあかりが、光一に放った言葉です。

このときの光一は、様々な分野に挑戦して、その状況に満足していました。

そんな光一を見たあかりが、圧倒的自信でいった言葉です。

ドラマチックに生きられるほど、主人公じゃないんだって私達は・・・

学生時代の光一が自分たちの現実を受け入れつつも、大きな夢や希望を持っている姿を見た恋人のさゆりが思ったことです。

社会では、さゆりのような現実を見ている人がある意味天才かもしれませんね。

まとめ

すべての人は、自分の可能性に挑戦して、何者かになりたいと感じていると思います。

とくに若い人は夢と希望に満ちています。しかし、社会という現実に入ると、追い続けていた夢を諦めてしまいます。

「左ききのエレン」は多くの個性的なキャラクターたちの物語が、仕事を奮闘するすべての人に共感と夢を与えてくれます。

「天才になれなかった全ての人へ」というキャッチコピーの通り、何者かになりたいと感じている人にぜひ読んでほしい漫画です。

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