石川県で観測史上最大の大雨を記録しました。能登地方では、川の氾濫や土砂災害などの被害が相次いでいます。
今年発生した震災時に建てられた宅田町の仮設住宅が浸水の被害にあっています。また、若山町の住宅街も浸水の被害にあっており、被害が拡大しています。
都心部でも、ゲリラ豪雨により雨量の増加で、排水が追い付かず多くの家が浸水を起こす可能性があります。
今回は、自宅でできる浸水対策についてご紹介していきます。
家具家電は高いところへ置いておく
豪雨が発生した際、家の床上まで浸水してく可能性が高いです。
たった2cmの床上浸水でも、電化製品は故障してしまいます。せっかく買いそろえた家電が故障するのは悲しいですよね。
一番簡単な対策は2階へ移動させておくことです。
しかし、全部の家電を2階へ移動させることは不可能す。移動できないのは、家具のかさ上げグッズを使いましょう!
DEWEL 家具かさ上げ台
高度調節が18cm~21cmまで昇格できる台です。耐荷重は最大500㎏で、冷蔵庫や洗濯機などの大型家具を設置できます。
また、滑り止め防振ゴムが加工されているため、地震による転倒も防いでくれます。
家の壁や堀のひび割れを直しておく
1mm以上のひびがある場合、雨水が浸透して、外壁の内部を腐食させます。
また、小さなひびが、氾濫した川の水圧に耐えれない可能性がありますので、修復の必要があります。ひびが酷いときは、専門業者へ依頼も考えたほうが良いです。
アサヒベン コンクリートひび割れ補修材
屋外の壁面コンクリート、モルタル、レンガや石などの補修材です。
ひび割れや隙間に流し込むだけで簡単に補修できます。屋内外に使用でき、使いやすいノズルタイプで、仕上げができるヘラつきです。
自宅の開口部を防ぐ
玄関や門扉に止水板を設置したり、土のうや水のうを積み重ねたりすることで、敷地内の水の侵入を防ぐことができます。
床下が開いている場合は、床下換気口サイズに加工した木材や発泡スチロールをはめ込むだけでも、対策がきます。
【止水板】水害防止パネル 備えれば板
家屋や建物・商業施設、マンションのエントランス、出入口、シャッター前等の浸水防止対策に活躍します。
1枚あたり2.3㎏の軽量で、スピーディーに設置することができます。
【水のう】ヒラキ 袋型水のう
水のうは水を入れるだけで完成します。土のうと比べて、準備するのに時間と労力がかかりません。
サイズは10×20、20×25、35×57から選ぶことができ、自宅に合ったサイズを購入できます。
【水のう】グリーンテック
スタンドタイプの水のう袋です。自宅の急な増水を簡単に防げます。
土のうと違い、中に入れるのは主に水道水を使用のため、水が引いた時の処理は水を抜くだけで、何度でも使用ができます。
最後に
気象変動により、洪水の発生頻度が2倍から4倍に増えることが想定されています。
今回ご紹介した浸水対策で、完全に防ぐことはできない場合があります。いざというろきに、命をまもる行動が大切です。
この機会に、自分がすんでいるハザードマップを確認しておきましょう!!